こんにちは、まっずです(^^)
さて今回は、IN WIN Development社から発売された、かなり評判が良いアドレッサブルRGBケースファン「Sirius Loop ASL120」を購入したのでレビューしたいと思います。
ゲーム好きで格好良い光るゲーミングPCを作りたい方や、少しだけアクセントにPCを光らせたい方など、イルミネーションにこだわりたい方にはかなりおすすめののPCケースファンです!
ちょっと前に、Ryzenの自作PCを作ったのですが、ちょうど光るミドルタワーのPCケースを購入したこともあり、それならケースの中も光るようにしたい!と考えていました。
ただ、ちょっと色々調べてみると、PCケースの中を光らせるパーツって実はたくさんあるんですよね。例えばどんなパーツがあるか簡単にご紹介したいと思います。
- 光るメモリ
- 光るCPUクーラー
- 光るビデオカードホルダー
- 光るマザーボード
- 光るPCIEケーブル
- 光る汎用ケーブル
- 光るCPUファン
- 光ものデビューはまずはケースファンから
- 光るケースファンには光り方が大きく3種類ある
- ケースファンを光らせる方法は4種類ある
- PWM(Pulse Width Modulation)制御に対応したファン
- 騒音レベル(dBA)
- 風量レベル(CFM)
- ファンのサイズ
- 価格
- 保証期間は?
- 開封の儀
- スペック(仕様)
- 特徴・オススメポイント
- ランキング、評価
- 取り付けイメージ
- 取り付け前
- 取り付け完成
- RGB制御ツールを使う
- PWM制御の確認
- 音はうるさい?
- PCをシャットダウンしてもRGBファンの光が付いたままになる?
- Sirius Loopシリーズに1400mm(14cm)版はある?
- 他のおすすめの光るケースファン
- 光らないケースファンのおすすめ
- ニュース
- 最後に
光るメモリ
こちらは、CORSAIR(コルセア)社のDDR4-2666MHzのメモリです。どんな感じで光るかというと、こんな感じに光らせることが可能です。
光るCPUクーラー
こちらも、CORSAIR(コルセア)社のCPUクーラーです。水冷一体型 CPUクーラーです。派手に光るのが嫌な方は、こちらのCPUのヘッド部分だけ少し光るモデルもあります。
光るビデオカードホルダー
こちらは、外付けのグラフィックボードをこのホルダーに挿して、そのホルダーをマザーボードに差すパーツです。
光るマザーボード
こちらは、ASRock社のAMD Ryzen対応のマザーボードです。マザーボードの一部が光ります。
光るPCIEケーブル
こちらは、電源ユニットとマザーボードの電源コネクタを繋ぐケーブルです。
光る汎用ケーブル
こちらは、PCケース内をアクセント的に光らせるパーツです。
光るCPUファン
こちらは、Cooler Master(クーラーマスター)のCPUファンです。ファンの周囲とファン自体が光ります。
光ものデビューはまずはケースファンから
私が購入したPCケース自体も外側は光るのですが、あまり一気に派手に光らせると電気代も気になるとか、部屋の中で眩しい状態になります。
なので、今回はまずケースファンからカスタマイズしてみようと思います。といっても、光るケースファンは色んな会社から色んな商品が発売されているので、ぶっちゃけどれが良いのか分かりません。ただ、個人的にPCケースファンを購入するときにこだわった部分が以下です。
- コスパが良い(安くて品質が良い)
- 回転しても静音
- 人気商品、評価が良い
- 見た目のデザインや光り方がカッコいい
- ファンの周りだけ光るもの
- マザーボードでファンの回転数ができるもの(PWM制御)
- 光る色を簡単に統一できること(アドレッサブルRGB)
- 保証期間があること
これらをすべて満たすものがIN WIN 「Sirius Loop ASL120」でした!!
しかし、この商品にたどり着く前に、結構知らないことがあったので、初心者の方はこれからご説明する「光るファンをPCケースに導入する際に把握しておくポイント」を絶対にチェックしてくださいね。
光るケースファンには光り方が大きく3種類ある
ケースファンには、ファンブレード部分とその周囲の枠がリング状に光るファンと、ファンの周りの枠だけがリング状に光るタイプ、そしてファンブレードだけが光る3種類があります。私の場合は、今回静かに光らせるタイプで検討していたので、周囲だけが光るファンを選びました。
ケースファンを光らせる方法は4種類ある
ケースファンを光らせる場合、以下の4つの方法があります。
1.LEDタイプ
こちらはファンに搭載されたLEDの色が固定(単色)されており、電源ユニットから4pinペリフェラルで電源供給するか、マザーボードのファンコネクタと同時に電源供給されることで点灯するタイプです。
2.RGB LEDタイプ(4ピン12V接続)
こちらのタイプは、マザーボードのRGB対応の4pin 12Vに接続することで点灯するタイプです。点灯させる色は、マザーボードメーカーのホームページから色管理ツールをダウンロードし、そのユーティリティで設定します。
3.RGB LEDタイプ(4pinペリフェラル接続)
こちらのタイプは、マザーボードには接続せずに、電源ユニットから4pinペリフェラルで電源供給して点灯させるタイプです。色の設定は、付属のコントローラーで行います。
4.アドレッサブルRGB(アドレサブルRGB) LEDタイプ
こちらのタイプは、最近ではかなりスタンダードなタイプになります。マザーボードのアドレッサブルRGB対応の3pin 5Vに接続することで点灯するタイプです。
以下のように各マザーボードメーカー毎に、照明のRGB規格があったりします。
お手持ちのマザーボード、またはこれから購入しようと考えているマザーボードに、上記のロゴがあれば、それぞれの規格に対応したケースファン(ケースファンに限らず、冒頭でご紹介した照明パーツも同じ)を購入すれば、マザーボードメーカーのホームページから色制御のツールをダウンロードして色の一元管理が可能です。
私の場合、こちらの「ASRock B450M Pro4」を購入したところ、アドレサブル対応のデジタルRGB LEDピンヘッダ(RGB LED Header)、12Vの標準RGB LEDピンヘッダ(Addressable LED Header)の2種類のコネクタがあるので、上記の3種類のうち、2種類使えることになります。なので、アドレッサブル対応の「Sirius Loop ASL120」は利用可能です。
PWM(Pulse Width Modulation)制御に対応したファン
使いたいケースファンが、PWM制御に対応しているかどうかはとても重要です。PWM制御とは、電力を制御することによって、ファンの回転数を変更する機能のことです。ファンの回転数は、RPMという単位で表現され、1分あたりのファンの回転数を指します。回転数が大きいと音もうるさく、低いと音が小さくなります。
さて、このPWM制御がなぜ必要かというと、マザーボードに接続しているCPUやHDDやSSD、グラフィックボードは熱が高くなりやすく、熱くなりすぎるとパーツが故障する可能性が高くなります。そのため、マザーボードが自動的にPCケース内の各パーツの温度を検知し、マザーボードに接続しているファンの電力を制御し、パーツの温度が高い場合にケース内を冷やそうとファンの回転数をあげます。逆に温度が低い場合はファンの回転数を低くし、静かに回転させる、といったことを自動的に行なってくれる有り難い機能です。PWMに対応しているかは、ファンの商品説明に書いてあると思うので確認してみてください。
騒音レベル(dBA)
ファンの回転数があがれば、回転時の音も大きくなるわけですが、ファンのブレードの作りによって、全く同じ回転数でも音の大きさに差があったりします。ファンの商品説明に雑音レベルや最大ノイズレベルが記載されているので、参考にしてみてください。ちなみに、「Sirius Loop ASL120」の説明には、雑音レベル「最大27 dBA」と記載があり、回転数は「PWM 500~1800 RPM」とあるので、1800RPMの場合のノイズが27dBAということになります。
ちなみに27dBは、こちらの騒音値の基準と目安のページを参考にすると、目安は「静か」で、30dBの非常に小さく聞こえる、20dBのほとんど聞こえないの間なので、かなり静かだと言えます。
風量レベル(CFM)
ファンはそれぞれ作りも異なるため、 全く同じ回転数でも回転したときの風量は異なります。そのため、ファンが1分間に送り込む風量(エアフロー)をCFMという単位で表現し、ファンの性能がすぐ分かるように表現しています。20~80くらいが12cmの標準的な数値です。
ファンのサイズ
ケースファンを購入する際は、お手持ちのPCケースに取り付け可能なファンのサイズを確認してください。ケースファンのサイズですが、フロントファンやリアファン、トップファンに使うのは、120mm(12cm)が一般的です。ただ、最近では1400mm(140cm)にも対応したミドルタワーやフルタワーのPCケースが増えてきていますが、PCケースに取り付けられるサイズを購入してください。
価格
最近では主流のアドレサブル対応のケースファンですが、価格も比較的高いものが多いのが現状です。ファン1つだけを購入すると割高になるので、ファン3つセットで販売されているものがコスパ的にも良いです。例えば、「リアファン2つ、トップファン2つ、フロントファン2つ」であれば、合計で6つのファンを購入すれば良いので、3つセットを2つ購入すればOKです。また、私のように「トップ2つ、リア1つ、フロントなし」であれば、3つセットを1つ購入すればお得です。
「Sirius Loop ASL120」の3個セットは、2020/11/06現在だと3,055円(税込)となっており、ファン1枚の単価は約1,018円とかなりコスパの良いお得なRGBファンです。
保証期間は?
保証期間はとても大事です。特に購入してからケースに取り付けて試してみると「ファンが回らない」「LEDが光らない」などの初期不良もあります。また、取り付けて最初はうまく動いていても、1ヶ月後、半年後、1年後に動かなくなることもあります。そのため、保証期間は必ず確認してください。また購入したときのレシートは絶対に捨てずに保存しておいてください。
ちなみに私が購入した「Sirius Loop ASL120」は2年保証です。
少し長くなりましたが、これらのポイントをしっかり確認した上で、失敗しないお買い物をしてくださいね。それではお待たせしました。私が購入したIN WIN Development社から発売されたアドレッサブルRGBケースファン「Sirius Loop ASL120」をレビューしてきたいと思います!
開封の儀
まずは外箱、そして開封して中身を確認してみましょう。
中身を確認してみましょう。
- ネジx12
- アドレス指定可能RGBコントローラーx1 ※トリプルパックのみ付属
- 耐振性ゴム製スタンドx24箇所分 ※ファンの4隅に貼る
耐振性ゴム製スタンドですが、よく観ると、台形で切り抜かれているのが見えます。これをファンとPCケースが接する部分のファン側の四隅の位置に貼ることで、振動を防止します。
- Sirius Loop ファンx3
ファンはそれぞれ半透明の袋で包まれており、大切に梱包されていることが分かります。
表には、SiRIUS LOOPのロゴがあります。4隅の台形部分に、先程の耐振性ゴム製スタンドを貼り付けます。
裏はIN WINのロゴのみあります。こちらの4隅にも台形部分があり、先程の耐振性ゴム製スタンドを貼り付けます。「Sirius Loop ASL120」は、表も裏もどちらもLEDが光ります。
横から観ると、横にもIN Winの文字が。
ファン1つの重さは、ケーブルも込みで182g。
左2つが3 Pin (ARGB、5V)のメスとオス、右2つが4 Pin (PWM、12V)のメスとオス。3 Pin (ARGB、5V)のオスにはキャップが付いていました。
あと、恐らく製造が古い「Sirius Loop ASL120」のトリプルパックに、「3-Pin LED ヘッダー」が3つ付属しているようなのですが、最新のトリプルパックには付属しておらず、3-Pin LED ヘッダーはケーブルのコネクタ部分にすべて組み込まれており、飛び出しているコネクタのピン折れやピン曲がりを防ぐためにカバーが付いています。
ちなみに、1つのファンにアドレッサブルRGB 分岐Y-Cable(マザーボードに接続する3pinメスと別のアドレッサブルRGBファンの3pinオスを接続する2つのコネクタ)と、ファン分岐ケーブル(マザーボードに接続する4pinメスと別のファンの4pinオスを接続する2つのコネクタ)が一体になって付属しています。
そのため、わざわざこちらのようなアドレサブル3ピンRGB用の分岐ハブや分岐ケーブルは別途購入不要です。
スペック(仕様)
公式のスペックを確認してみましょう。
製品名 | Sirius Loop ASL120 | |
発売日 | 2019年7月24日 | |
型番 | ASL120FAN-1PK(1個パック) | ASL120FAN-3PK(3個パック) |
EAN | 4710474947683 | 4710474947713 |
ファン寸法 | 120 x 120 x 25mm(120 mm角)サイズ | |
素材 | PBT(ポリブチレンテレフタレート) | |
定格電圧 | DC 12V | |
定格出力 | 1.2W | |
定格電流 | 0.1A | |
アドレサブルRGB の定格電圧 | DC 5V | |
アドレサブルRGBの定格電力 | 1.25W | |
アドレサブルRGBの定格電流 | 0.25A | |
ファン回転数 | PWM 500~1800 RPM | |
風量 | 50 CFM | |
空気圧 | 1.67mm/ H2O | |
LED | アドレサブルRGB(アドレス指定可能 RGB) | |
コネクター | 4 ピン | |
ノイズレベル | 最大27 dB(A) | |
ベアリング | 耐用年数の長いスリーブベアリング | |
耐用年数 | >30,000 時間 | |
重量 | 200g | 600g |
パッケージ寸法(高さ×奥×幅) | 185 x 125 x 30mm | 185 x 125 x 80 mm |
保証 | 2年間 |
特徴・オススメポイント
特徴
- 30年以上の歴史があるIN WINブランドの最新ケースファン
- アドレサブルRGBファンの中では、高品質と低価格の両方を満足
- 配線が簡単
- ファンの両面(表裏)が光るので、ケースのフロント、トップ、リアに取り付けた場合、PCケース内部から観てもケース外側から観ても光を確認できる
- 回転しても静か
- 高静圧を生み出す鎌型のブレード採用
- PWMによる自動冷却機能
- 動作中の振動を低減するために耐振性のゴム製スタンドをファンの4隅に配置
- 各マザーボードブランドメーカーの照明制御ソフトに対応(ASUS「AURA SYNC」、GIGABYTE「RGB FUSION READY」、ASRock「POLYCHROME SYNC」、MSI「RGB MYSTIC LIGHT SYNC」)
- ファントリプルパックのみにアドレス指定可能RGBモジュラーコントローラー(Addressable RGB Modular Controller)が付属
ちなみにファンブレードの取り外しはできないため、ホコリなどの掃除は少し厄介です。なので、こちらのようなダストブロワーを購入してメンテナンスがおすすめです。
ランキング、評価
価格ドットコムでは、RGBケースファンランキング1位(2020/11/05現在)を維持しています。Amazonでもレビュー評価がほぼ満点の星4.5の高評価です!
取り付けイメージ
マザーボードに対して3つのファンをどうやって連結して接続させるか、ちょっと疑問に思う方もいると思うので、接続する際のイメージを書いてみました。
また、もしお手持ちのマザーボードがアドレサブルLEDピンに対応していない場合は、こちらの接続イメージになります。
取り付け前
取り付ける前はこんな雰囲気です。私が利用している「Thermaltake H200 TG RGB Snow Edition」のミドルタワーケースは、裏配線が可能なので、配線がケース内でゴチャゴチャにならないようにしています。
取り付け完成
それでは実際に取り付けてみましょう。ちなみに、ファンの中心部に「Sirius Loop」と書いてある方をケースの内側にすると吸気になります。ファンの中心部に「IN WIN」のロゴがある方をケースの内側にすると排気になります。風向きを設定するときには注意しましょう。
こんな感じで取り付け完了しました。かなり格好良いです!!
部屋を暗くするとこんな感じになります。
ケース上部から見るとこんな感じです。
RGB制御ツールを使う
取り付けが完了したので、次はRGB制御ツールをダウンロードして使ってみます。
私はASRock B450M Pro4のMicroATXのマザーボードを利用しているので、マザーボードのホームページを確認します。
開いたページの真ん中くらいに「ASRock Polychrome RGB」とあるので、その行の右側にある"グローバル"を選択してダウンロードします。念の為、OSの種類も確認してください。私の場合はWindows10 64bitなので、そのままでOKです。
ダウンロードが終わったら、PolychromeRGB(v1.0.78).zipを適当な場所に解凍し、AsrPolychromeRGBSetup(v1.0.78).exeを実行してインストールします。
インストールが完了すると、デスクトップに「ASRRGBLED」のショートカットアイコンが表示されるので、それをダブルクリックして起動します。もしショートカットが無い場合は、スタートメニューを開き、ASRock Utilityというフォルダがあるのでそれを開くと「ASRRGBLED」のメニューがあるので、それを選択します。すると、以下の画面が表示されます。
今回はアドレッサブル RGB LEDの色を設定するので、左下の「ADORESSABLE RGB LED」を選択します。すると、右側に色の円が表されるので、こちらで何色に設定するか選択します。
また、色の円の下にあるトグルスイッチは、RGB FANの点灯のオンオフを制御できるので、アドレッサブルRGBのLEDファンを付けたからといって、絶対に光ってしまうことはなく、常時オフに設定することも可能です。
右下の4つの項目は、それぞれ以下のような設定になっています。それぞれ設定を変えている最中もプレビューで色の変化を確認できますが、決定するときは、左下のAPPLY ALLボタンを選択して保存します。最近話題の鬼滅の刃の各キャラクターのイメージカラーにも設定可能です!
Style
全部で15パターンの色の変化を設定できます。どんな雰囲気になるかは、下記の動画をご覧ください。
Speed
こちらの設定は、色の変化のスピードを速くするか遅くするかを設定します。バーのスライダーが右にあるほど、色の変化が速くなります。
Addressable RGSwap
こちらの機能はちょっと不思議な機能ですが、LEDで点灯している部分の一部を設定した色の反転した色になる機能です。ちょっとしたアクセントで色を変えたい人にオススメです。
Addressable LED Number
こちらの機能は、各ファンのLEDをどのくらい光らせるかという機能のようです。数字を低くすると点灯するLEDの数が減少します。今回レビューしている「Sirius Loop ASL120」の場合、この値を9未満にすると点灯するLEDが消えていきます(ON/OFFできます)。数値が10以上なぜあるかというと、このASRockのツールは「Sirius Loop ASL120」専用ではなく、色んなアドレッサブル RGB LEDを制御するツールのため、最大で100個のLEDの点灯を制御できるようになっています。
PWM制御の確認
ASRock社のA-Tuningというツールをダウンロードしてインストールすると、FAN-Tastic Tuningの機能でCPUやマザーボードの温度を仮想的に上げることで、ファンが正常に動作するかどうか、ファンがどのように動作するか確認できます。ASRockの各マザーボードのホームページからダウンロード可能です。このツールで確認したところ、特に問題なくPWM制御できていることが確認できました。
音はうるさい?
特に負荷が掛かる処理を行わない状態で、ファンの音はほとんど聞こえません。静音を売りにしているファンであることを実感できます。上記のA-Tuningで回転数をあげてみたところ、ファンの音は聞こえるようになりましたが、特に耳障りな音ではなく、ボワーっとした感じのファンの音が聞こえますが、うるさいというイメージはあまり感じませんでした。聞こえ方には個人差があると思いますが、アドレッサブルRGBのLEDファンをお探しの方は、かなりオススメと言えます。
PCをシャットダウンしてもRGBファンの光が付いたままになる?
Windowsでシャットダウンしたあと、PCケースのファンなどはすべて停止しますが、アドレッサブルRGBのLEDファンだけは点灯したままになります。もちろん、PCの電源コードのコンセントから抜けば消えますが、毎回コンセントからコードを抜くのはかなり面倒です。でも心配はいりません。アドレッサブルRGBに対応したマザーボードの場合、BIOS(UEFI)画面からシャットダウン中やスリープ中などの休止中の場合のRGBファンの点灯状態を設定できます。私のマザーボードはASRockなので、ASRockのマザーボードをお使いの方は設定方法をご紹介します。もし他のメーカーの方もBIOSで設定できるはずなので、調べてみてください。
まずPC起動時にF2キーを押しっぱなしにし、BIOS(UEFI)画面を起動します。
画面上部のメニューに「Advanced」とあるので、それを選択すると画面下のメニュー一覧に「Onboard Devices Configuration」のメニューがあるので選択します。
すると表示された画面に「Turn On LED in S5」のメニューがあり、Enabled(有効)となっているので、Disabled(無効)に変更し、変更した内容を保存してBIOS画面を終了します。
すると、次回からWindowsをシャットダウンするとアドレッサブルRGBファンは点灯しないようになります。
Sirius Loopシリーズに1400mm(14cm)版はある?
残念ながら、IN WINの「Sirius Loop ASL120」には「Sirius Loop ASL140」のような1400mmに対応したファンはありません。もし140cmが必要な場合は、IN WIN社の別のシリーズである以下の2つのシリーズがオススメです。どちらもアドレサブルに対応しています。
他のおすすめの光るケースファン
こちらの「EASYDIY RGB ダブルスリムケースファン」も、Sirius Loop ASL120とほぼ同じ性能で評価も高いですが、少しだけ値段が高いです。
こちらはSirius Loop ASL120と同じブランドIN WIN社の「Jupiter AJ140 FN-AJ140-3PK」です。こちらは1400mmモデルですが、1200mmモデルの「FN-AJ120-3PK」もあります。
こちらは、クーラーマスターの「MasterFan MF120 Halo PCケースファン」です。評価も高く、かなり人気です。
こちらは、NZXT社の「Aer RGB 2 PCケースファン」です。RGBファンなので、アドレサブルRGBファンではありませんが、こちらもかなり人気で評価が高いPCケースファンです。NZXTはケースファンだけでなく、PCケースも格好良いものが多いブランドです。
光らないケースファンのおすすめ
光るファン以外に、光らない性能の良いファンも利用したい場合、おすすめのファンをご紹介します。
こちらはサイズ社の「KAZE FLEX 120 PWM SU1225FD12M-RHP」です。価格ドットコムやAmazonでも評価が高く、最近では常に1位を維持している大人気のケースファンです。サイズ社は日本の千葉県にある会社です。
NOCTUA(ノクチュア)社の「NF-A14 PWM」です。Noctua社の製品は、究極に最適化された冷却性能、静音性能にこだわって開発されており、世界中にファンが多い人気のファンです。先程ご紹介したサイズ社が代理店販売しています。
ニュース
IN WIN社から最新のPCケースファンが発売されました。
こちらは、今回ご紹介した「Sirius Loop ASL120」とほぼ同等仕様で、ファン、防振スタンド、付属ケーブルをすべて白色(ホワイト)で統一したバージョンになります。発売日は2020年9月26日。ブラックモデルが2019年7月24日発売なので、約1年経ってからの新色カラバリ追加です。PCケースがホワイトの方や、可愛いPCケースファンが欲しい女性の方にもオススメです。
最後に
いかがでしたでしょうか。最近はコロナウィルスで在宅や自宅でテレワークやリモートで学校や仕事をされている方も多いと思いますが、そのときに利用するパソコンや趣味のゲームで利用するときなど、少しでも格好良い環境を作ってみませんか。また今回のような光るケースファンで、暗い雰囲気を少しでも明るくできるパーツで、気分を上げていきましょう!!